ソニー、新ゲーム端末「Project Q」をスニーク発表

ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）は新端末「Project Q」（プロジェクト名）を発表した。PS5のゲームをリモートプレイできるディスプレイ付き端末だ。同時に発表した無線イヤフォンとともに年内発売する計画だ。

[ITmedia]

　ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）は5月24日（米国時間）に開催したゲーム関連イベント「PlayStation Showcase」で、PlayStation 5（PS5）のゲームをリモートでプレイできる新端末「Project Q」（プロジェクト名）を発表した。「詳細は後日発表いたします」という。

Project Q（画像：SIEのYouTube動画より）

　Wi-Fi経由のリモートプレイで、「PS5のあらゆるゲームをストリーミングできる」専用端末。8インチのHDディスプレイとDualSenseコントローラのすべてのボタンと機能を備える。ディスプレイは1080p、60fpsの液晶だ。

（画像：SIEのYouTube動画より）

　年内に発売の予定だが、具体的な時期や価格、販売地域などについては発表されていない。

　Project QでプレイするゲームはPS5本体にインストールしておく必要がある。つまり、Steam Deckのような独立したゲーム端末ではなく、あくまでもPS5のアクセサリーという位置づけだ。

　ただし、ストリーミング機能も搭載するので、クラウドゲーム端末として使えるようになる可能性はありそうだ。

　SIEはまた、同社初となる無線イヤフォンも発表した。Bluetooth接続でスマートフォン、PS5、PCと接続可能で、「次世代オーディオの没入感をもたらす」という。こちらも年内発売の予定。

同社初の公式無線イヤフォン（画像：SIEのYouTube動画より）