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「Steam Deck」日本で予約始まる 5万9800円から
「Steam」を運営する米ValveとKOMODOは4日、ポータブルゲーム機「Steam Deck」の日本での予約受付を始めた。出荷は年末になる見通し。
ゲーム配信サービス「Steam」を運営する米ValveとKOMODO(東京都武蔵野市)は8月4日、ポータブルゲーム機「Steam Deck」の日本での予約受付を始めた。出荷は年末になる見通し。
日本向けにストレージなどが異なる3モデルを用意した。64GBのeMMCを搭載したエントリーモデルは5万9800円、256GBのNVMe SSDを搭載したモデルは7万9800円、512GBのNVMe SSDを搭載した最上位機が9万9800円。
アジアでの販売を担当するKomodoは、Degica(東京都武蔵野市)のゲーム部門が独立した新会社で、VRシステム「Valve Index」などの販売も行っている。共同設立者のリッキー・ウーイさんはSteamがアジアで急成長した時期に事業開発を主導した経験を持つ。
KomodoはSteam向けゲーム開発も手掛ける。8月6日と7日に京都で開催するインディーゲーム展示会「BitSummit」と9月の「東京ゲームショウ」ではSteam Deck用の自社制作タイトルを初めて公開するとしている。
Steam Deckは7インチの液晶ディスプレイ(1280×800ピクセル/60Hz)でSteamのゲームをプレイできるハンドヘルドPC。米AMDのカスタムAPU(Zen2/RDNA2)を搭載し、AAAタイトルを含む数千ものPCゲームが動作する。北米や欧州の一部で2月に発売していた。
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