AI文字起こしでポッドキャストを変えたい──猛烈な進化を続ける「LISTEN」と開発者の思い(3/3 ページ)
音声データなので、タイトルや説明文以外に検索できる要素がない? そんなポッドキャストは過去の話。番組を自動で文字起こしする「LISTEN」が猛烈に進化しています。はてな創業者でLISTENの開発者、近藤淳也さんに話を聞きました。
LISTEN、最近の機能追加
- 登録ポッドキャスト全文検索
- 目次とチャプターの自動生成
- ポッドキャスト削除機能
- ポッドキャストページにフォロワーを表示
- フォロワーが増えるとメールで通知
- メール通知設定機能
- ポッドキャスト内検索ページ
- フォローしているポッドキャストに新エピソード追加でメールが届く
- LISTENに登録していないポッドキャストもフォローできるように
- 音声の再生プレイヤーがオリジナル仕様になり、再生スピードの指定、10秒戻す/30秒進めるボタンの追加
中でも大きいアップデートは、LISTENに登録されているポッドキャストの全文検索(自動文字起こし処理済のものだけ)の実現。この機能が追加がされたことで、これまではタイトルや概要欄に書かれているテキストだけではなく、まさにポッドキャストの話の中身から、自分が好きな話題を数珠つなぎに探すことができるようになりました。
そして目次とチャプターの自動生成です。検索で見つけても、見つけたエピソードの全体像が見えないと継続して、いや音声を全部聞こうとはなかなか思わないですよね。だから、目次も自動で用意しましょうと、しかもチャプターも自動で付けましょうと!
この2つの機能強化は、いずれもポッドキャストの中身を把握するための機能強化です。そして面白いことに、検索などで目的の内容を発見すると、テキストで読みつつも、やっぱり最後は音声で聞いているのです。
つまり、自動文字起こしで生成されたテキストは、それをメインコンテンツとするのではなく、メインコンテンツを見つけるためのきっかけとなっているわけです。
さらに、LISTENにはポッドキャスト運営側と交流する仕組みあり、各エピソードにコメントも付けられて、気づけばはてなでもおなじみのスターまで付けることができるようになっています。
筆者のポットキャスト番組「ツイてるブッククラブ」のコメント欄。この回で取り上げた書籍「1秒でも長く『頭』を使いたい翻訳者のための超時短パソコンスキル大全」の著者である高橋聡さんからコメントをいただいた
なお、LISTENのDiscordチャンネルでは、今も利用者と開発者が活発に話をしていて、それもサービス開発の速さと精度に磨きをかけています。現状、まさにサービスの正式リリースに向けての追い込み段階となってきていることもあり、興味のある方は参加するいいチャンスです。
ポッドキャストを運営している、ポッドキャストを聞くのは好きというみなさんは、ぜひLISTEN体験してみてください。
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