Discord、ユーザー名の仕様変更はじまる ID再取得は“早いもの勝ち”に
インスタントメッセージサービスのDiscordで、ユーザー名の仕様変更がスタートしている。これまで同サービスのユーザー名は、大文字と小文字が区別され、ネームとは別に「#0001」などの識別タグが付けられていたが、仕様変更で識別タグを削除。固有のユーザー名に刷新する。
インスタントメッセージサービスのDiscordで、ユーザー名の仕様変更がスタートしている。これまで同サービスのユーザー名は、大文字と小文字が区別され、ネームとは別に「#0001」などの識別タグが付けられていたが、仕様変更で識別タグを削除。固有のユーザー名に刷新する。
この仕様変更は5月3日に発表されたもので、今後数週間かけて古いユーザーから順番に変更の通知を行うとされていた。ここ最近、変更を促す通知が来たと報告するユーザーがSNSなどで増えており、移行作業が進んでいるようだ。
新しいユーザー名はTwitterなどと同様に、表示名と固有のユーザー名のセットに切り替わる。表示名は自由に設定できるが、ユーザー名は固有のものとなるため“早いもの勝ち”となる。もし、特定の名前を使いたいのであれば、早めの変更をオススメする。
そもそも、Discordがユーザー名の仕様を変更する理由として「ユーザー名が複雑でわかりにくい場合がある」とする。これまでは、大文字/小文字に加え識別タグが異なれば、同じユーザー名を持つことができた。しかし、フレンドとつながるためには4桁の識別タグを覚え、大文字/小文字の区別を考慮する必要があった。
例えば、新しいフレンドからユーザー名を「Phibi Eight Nine Three Six」と伝えられ、「phibi#8936」を追加するも、実際は「PHIBI#8936」が正しかったというケースがある他、「マイクやジェーンといった一般的な名前を使いたいのに、すでに9999人のマイクやジェーンがいるため使用できない」「ユーザー名を変えるのが好きなのに、すぐレート制限に引っかかる」などの問題があったという。
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