ニュース
6月15日は「PDFの日」、アドビが制定 誕生30周年を記念し
アドビは、1993年6月15日に登場した文書フォーマット「PDF」が、発表から30周年を迎えるにあたり、6月15日を「PDFの日」として制定した。
アドビは、1993年6月15日に登場した文書フォーマット「PDF」が、発表から30周年を迎えるにあたり、6月15日を「PDFの日」として制定したと発表した。一般社団法人日本記念日協会が認定した。
PDFは「Portable Document Format」の略で、アドビ共同創設者であるジョン・ワーノック博士が1991年に立ち上げたプロジェクトが元となっている。紙の電子化を目的としており、ソフトウェア、ハードウェア、OSに関係なく、デジタル文書を同一のテイストで閲覧できるのが特徴。PDFは現在ではオープンスタンダートとして、国際標準化機構(ISO)で管理されている。
同社は30周年を記念し、キャンペーンも実施。Adobe Japan公式Twitterアカウントから1週間おきに投稿される全3問のクイズに回答すると、正解数に応じて、Adobe Acrobat Proのライセンスコード1年分や、クッション、ステッカーなどのオリジナルグッズが総勢45名に当たるという。
関連記事
- あなたの「推しフォント」教えて――Adobeが募集へ 4月10日「フォントの日」に向け
アドビが4月10日に制定した「フォントの日」に向けて、ユーザーが好きなフォントを募集するキャンペーンを開始した。 - 決算短信のHTML化進む PDFよりデータ活用しやすく 上場企業の6割が対応
上場企業の決算短信のHTML化が進展している。日本取引所グループが3月15日に明らかにしたデータによると、2023年2月末時点で、累計2400社超の上場会社が決算短信をHTML形式で公開するようになった。全上場企業の約6割にあたる。 - 大分大で個人情報漏えいの可能性 PDF黒塗り失敗 編集で閲覧できる状態に
大分大学は、外部機関に提出した資料において適切な黒塗り処理ができておらず、個人情報が漏えいした可能性があると発表した。PDFソフトの編集機能などで、黒塗りした部分の文字情報が取得できる状態だった。 - アドビ、PDF実態調査 PDF化した後に第三者が加工修正できる「知らなかった」6割超
アドビは、ビジネスパーソン600人を対象に、日本でのPDFファイルの利用状況や、認識に関する実態調査の結果を発表した。PDFファイルには、「レイアウトが崩れない」とイメージを持つ人が最も多く、PDF化した後でも加工や修正ができることを6割超が「知らなかった」と回答したことが分かった。 - 「鳥取での販売がもはやリスク」──県の有害図書指定でAmazonから排除 三才ブックスが抗議のPDF公開
鳥取県から一部の出版物に対し有害図書指定を受けた結果、Amazon.co.jpでの販売もできなくなったとして、2者に経緯を聞いたとする文書を三才ブックスが公開。「鳥取県で本を販売することがもはやリスクといえる事態」と指摘している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.