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キヤノン初のVLOGカメラ「Powershot V10」を試す 自分を映しながらしゃべりたい派にぴったり荻窪圭のデジカメレビュープラス(6/8 ページ)

キヤノンがとうとうVLOGカメラと銘打ったカメラを開発した。「Powershot V10」である。自分を映しながらしゃべりたい派にはハマりそうだ。

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 撮影モードは4種類。「オート」「美肌」「手ブレ補正」「マニュアル露出」。静止画では用意されてない「マニュアル露出」撮影が動画にはあるのだ。


動画時の撮影モードは4種類

 手ブレ補正は電子式。手ブレ補正モードにすると画角がぐっと狭くなる。


上がオート、下が手ブレ補正強。手ブレ補正のために画角が狭くなるのが分かる

 VLOGでは「カメラを手で持って移動しながら撮影する」ケースと「カメラを固定して撮影する」ケースがある。

 まずは手持ちで動きながら撮ってみた。

 「手ブレ補正」モードで試してみると、確かに補正はしてくれるが、得手不得手があった。

 Powershot V10のライバルはアクションカムやスマートフォンと考えられるが、それらに比べると弱い。アクションカムの手ブレ補正は驚異的なので、iPhone 14 Proと比べてみた。

Powershot V10とiPhone 14 Proを同時に撮影してみた。違いを見比べて欲しい。最後はわざと揺らしてみている

 手持ちで撮影するとき、本体だけだと小さくてホールドしにくいからスタンドは出した方が撮りやすい。スタンドを出してそこに指をかけるとがっしりと持てる。


このようにスタンドを出して指をひっかけるとしっかりホールドできる

 ではもう1つの「カメラを固定して」の撮影だ。

 これはPowershot V10が得意とするところ。何しろ、可動式スタンドを内蔵しているのだ。

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