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「マイナカード、国会でどう議論された?」 議事録を自然文で検索できるChatGPTプラグイン公開

ChatGPT上で動作する、国会議事録の検索プラグイン公開。「マイナンバーカードのセキュリティ問題について、国会で出た主な意見を整理して教えて」などと自然文に回答。

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 自動処理社は6月16日、ChatGPT上で動作する、国会議事録の検索プラグイン「The Diet Search」を公開した。

 例えば「マイナンバーカードのセキュリティ問題について、国会で出た主な意見を整理して教えて」などと自然文で問いかけると、国会議事録から議論を検索し、発言者や出典とともに提案する。

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自動処理社による出力例
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筆者が試したところ、同じ内容が繰り返し表示された。不安定な部分があるのかもしれない

 プラグインを設定し、自然文で質問を入力すると、国会議事録を検索。関連する発言の発言者と概要、URLを示す。

 ソースは議事録だけなので、大規模言語モデル特有の問題であるハルシネーション(もっともらしい嘘の出力)が避けられるとしている。英語や韓国語、中国語など、複数の言語で問い合わせ・回答の閲覧が可能だ。

 まず国会議事録で作成したが、今後、地方議会などを含む全国の議論を取り込めるようにしたいという。自治体の議会事務局や政府の有識者委員会、政党内の勉強会などの協力者を募集している。

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