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VRイベント「バーチャルマーケット」、ChatGPT活用のAIキャラが案内役に

HIKKYは20日、VRイベント「バーチャルマーケット2023 Summer」の案内役としてChatGPTを活用して会話ができるAIキャラクターを試験導入すると発表した。

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 HIKKY(東京都渋谷区)は6月20日、VRイベント「バーチャルマーケット2023 Summer」の案内役としてChatGPTを活用して会話ができるAIキャラクターを試験導入すると発表した。

 ユーザー主導のプロジェクト「VRC Connections API Project」とHIKKYの共同開発。詳細は明らかにしていないが、「まるで人間が接客しているかのようにユーザーからの問いかけに対し会話形式で受け答えする」という。

 HIKKYは「ロボットなどの特殊な機械がなくても、無人での接客を実現することが可能になる。またメタバース空間でのAIキャラクターは、アバターを介することで、その先が人間かAIか区別する必要がなくなる可能性も秘めている。これらAI技術の発展とメタバース空間での活用が進むことで実現する”これからのスタンダード”を、一足先に体験してほしい」としている。

 バーチャルマーケットは、ギネス世界記録に認定された世界最大のVRイベント。毎年、夏と冬に開催していて、7月15日に開幕する「バーチャルマーケット2023 Summer」には日清食品、JR九州、キヤノンマーケティングジャパンなどの企業が初めて出展する予定だ。


バーチャルマーケットの会場の1つになる「パラリアルラスベガス」。ストリップ通りを再現したメインストリートに企業ブースが軒を連ねる

日清食品は「カップヌードル」をモチーフにした大型ブースを出展し、オリジナルの脱出アクションゲームを展開するという

JR九州は「JR博多駅」を再現

キヤノンマーケティングジャパンはズームレンズをモチーフにしたブースを出展。キヤノン初のVRレンズ「DUAL FISHEYE」の世界観を体験できるという

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