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DeNAが動画配信スタジオ開設 eスポーツから記者発表まで……企業に貸し出しへ
DeNAが配信動画の収録拠点「要町スタジオ」を開設。配信ノウハウとともに、外部企業に貸し出す。
ディー・エヌ・エー(DeNA)は、配信動画の収録拠点「要町スタジオ」(東京・要町)を開設すると、6月20日に発表した。
オンライン配信を希望する外部企業が、eスポーツ大会や記者発表、カンファレンスなどを収録・配信可能だ。
3つのスタジオと4つの控室に加え、事務局機能などに活用できるオペレーションルーム、ラウンジなどを備えたスタジオ。
最も広い「スタジオA」は約270平方メートルあり、電動昇降式の照明兼美術トラスを備えた。
「スタジオC」は、人物などの背面にバーチャル背景を投影し、リアルタイムに合成するバーチャルプロジェクション(VP)に特化。カメラトラッキングや精密な照明設計に対応している。
約87平方メートルの「スタジオB」は、セットを組み替えられ、出演者6人規模の配信をコンパクトに行える。
同社がeスポーツイベントの配信などで培ってきたノウハウを、スタジオ機能とあわせて提供できるとしている。
スタジオの利用を検討する企業向けに説明会を、7月10日にZoomで行う。
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