新潟大学は6月22日、同学の管理する1台の部署メールサーバが不正アクセスを受け、2人分のメールアカウントが迷惑メールの送信に使われたとして謝罪した。
4月13日午後10時ごろから17日午後2時30分ごろにかけて、約151万件の迷惑メールが同学の基幹メールサーバ経由で配信された。個人情報の流出などの二次被害は報告されていないとしている。
新潟大学は再発防止に向け、メールアカウントのパスワード強化などの情報管理に関する啓発、周知徹底を図る。
関連記事
- 「MOVEit」に権限昇格につながる脆弱性「直ちに緩和策を」 米連邦機関に既に影響
Progressのファイル転送サービス「MOVEit」に権限昇格につながる脆弱性が発見された。米連邦政府当局は複数の機関がサイバー攻撃を受けたと発表。Progressはユーザーに「直ちに緩和策を」と強く勧めた。 - 村田製作所に不正アクセス 海外子会社経由で 情報漏えいは見つからず
村田製作所は3月に受けたネットワークへの不正アクセスについて、調査の結果情報漏えいなどの問題は見つからなかったと発表した。 - 「復旧めど立たず」 クラウドベンダーがランサムウェア被害に 8サービスがダウン、約4日経過
クラウドベンダーのエムケイシステムが提供するサービスで障害が発生している。6月5日から9日午後6時半現在まで、8サービスが利用しにくい状況だ。原因はランサムウェア攻撃という。 - 中古車販売のガリバーでランサムウェア被害 個人データ240万件が漏えいした可能性も
中古車取引店「Gulliver」を展開するIDOMが、ランサムウェアを使った攻撃によりサーバを使用できない状態になったとして謝罪した。顧客や関係者の個人データ約240万件が第三者に閲覧された可能性が否定できないという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.