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ドコモ、スタートアップ創出に本腰 社員のアイデアに出資「docomo STARTUP」
NTTドコモなど3社は、社員のアイデアを事業化する新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」を7月1日から始める。可能性のある新規事業に予算を付与したり、新会社を設立して出資したりする。
NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTTコムウェアの3社は、社員のアイデアを事業化する新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」を7月1日から始める。可能性のある新規事業に予算を付与したり、新会社を設立して出資したりする。
事業アイデアを発想・初期検証したりする「COLLEGE」、新規事業のアイデアコンテスト「CHALLENGE」、事業アイデアに予算を付与し、外部パートナーとともに成長を目指す「GROWTH」の3つのプログラムで構成。
「GROWTH」に進出した事業アイデアは、新会社を設立し、ドコモグループが出資する「docomo STARTUP制度」の対象になる。ドコモグループがマイナー出資者(出資比率15%未満)となってスピンアウトする「STARTUPコース」か、スピンオフとしてドコモグループの子会社を設立する「AFFILIATEコース」(同50%超)の2コースを用意した。
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