Gatebox、AIキャラクター派遣サービス「AIバイト」と大型画面の専用端末を発表 ChatGPTと連携して接客も
Gatebox社は、接客用のAIキャラクターを派遣する法人向けサービス「AIバイト」と専用端末「Gatestand」を発表した。28日からの「コンテンツ東京2023」でデモを行う。
3Dキャラクターの表示装置「Gatebox」を開発・販売するGatebox社は、接客用のAIキャラクターを派遣する法人向けサービス「AIバイト」と専用端末「Gatestand」を発表した。28日から東京ビッグサイトで開催されるコンテンツビジネス専門展示会「コンテンツ東京2023」でデモを行う。
AIバイトは、店舗や展示会場などで接客や商品説明が行える、ChatGPTと連携したAIキャラクターを提供するサービス。3行程度の商品説明やトーク内容があれば、内容をインプットしたAIキャラクターを表示装置と合わせて送付するという。表示デバイスは「Gatebox量産モデル」もしくはGatestandを選べる。
Gatestandは、大きな縦型画面を持つ表示装置。Gateboxに比べると平面的な表示になるが、机の上に置くとちょうど人と話すのに適した目線の高さになるよう設計した。買い切りもしくはレンタル形式で提供する。
Gatebox社によると、これまでも様々な企業からキャラクターを活用したいという声が寄せられていたが、AIに会話内容を学習させるには多くの工数が必要で柔軟に対応できなかったという。しかしChatGPTなど大規模言語モデルの登場により、わずかな文章量の商品紹介文などを学習させるだけでAIキャラクターによる接客が可能になったとしている。
コンテンツ東京2023のGateboxブースでは実際にAIバイトのキャラクターが展示を紹介する。またアスカネット(広島県広島市)ブースでは、接客用AIキャラクターをアスカネットの「空中ディスプレイ技術」を使いて等身大で表示するデモを行う。
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