Twitter閲覧制限でRSSが復権? ところでRSSって何ですか 今更使ってみた(1/2 ページ)
Twitterの“API制限”で、最新情報をSNSから入手しにくくなっている。そこで、SNSの台頭で出番が減ったRSSを、Twitterネイティブ時代の記者が初めて使ってみた。
日本時間の7月1日午後11時ごろからTwitterの閲覧制限が続く中、ニュースも取得できず困るという声が上がっている。そんな中、ITmedia NEWSのTwitterアカウントで編集長がRSS利用の選択肢を呼び掛けたところちょっとした話題になった。
しかし、筆者(20代半ば)はRSSを使ったことがない。知ってはいるが必要だと感じたことがなかった。ネットを始めたころにはとっくにTwitterがあったからだ。そんな話をすると編集長に「え、RSS使ったことないの?」と不思議な顔をされた。
編集長のインターネット老人ムーブを見ているのもムカつく(検閲済み)ので、そのRSSとやらが現在でも使い物になるのか、人生初挑戦してみた。
RSSとは何ぞや SNSの台頭で“古の技術”に?
筆者もそうだが、中にはTwitterを“最新情報取得ツール”として使っている人もいるだろう。その役割をもともと担っていたのがRSSだという。
RSSはWebサイトの更新情報や最新記事を配信する技術のこと。XML形式で記述される。例えば、ITmedia NEWSのRSSはこんな感じだ。
これを「RSSリーダー」で読み込むと、お目当てのWebサイトの更新情報を自動で取得でき、最新情報を簡単にチェックできる。
しかし、RSSは“古の技術”のように扱われることも多い。FacebookやTwitterを始めとするSNSの台頭で最新情報を取得しやすくなり、RSSの利用者数が減っていった結果、Webブラウザに標準搭載されていたRSSリーダー機能は徐々に姿を消していった。今の若者はRSSを知らないことも多いだろう。
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