ニュース
「Threads」で企業アカウントは作れない? 規約に「商用利用禁止」とあるものの誤訳と判明
7月6日から日本でも利用開始となった米Metaの「Threads」。Twitterの対抗馬として注目を集めているが、Threadsで商用利用はできないのではないか。という見方がTwitterで広まっている。
7月6日から日本でも利用開始となった米Metaの「Threads」。Instagramをベースにしたテキストコミュニケーションアプリで、Twitterの対抗馬として注目を集めている。しかし、そのThreadsに関し、「商用目的では利用できないのではないか」という見方がTwitterで広まっている。
これは、Threadsの利用規約内にある禁止事項に「商業目的でThreadsサービスを活用すること」という記述が見られるからだ。例えば、企業が公式アカウントを設置するときなど、商用目的での利用に制限が掛かると読み取ることもできる。
米Metaの日本法人であるFacebook Japanに確認したところ、規約の翻訳にミスがあり、正しくは商用目的での悪用を禁止するものだと明かした。例えば、詐欺的利用などが該当し、企業が公式アカウントを開設するなどの一般的な商用利用は問題ないという。
Facebook Japanによると現在、規約の翻訳を修正中としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- MetaのThreads、Mastodonなどと相互運用可能に ActivityPubプロトコル採用で
MetaはInstagramアカウントでログインする新サービス「Threads」が今後オープンプロトコルのActivityPubをサポートし、Mastodonなど同じプロトコルをサポートするサービスと相互運用できるようになると発表した。 - MetaのTwitterっぽい新SNS「Threads」使ってみた かなり近いが投稿検索・ハッシュタグなく性格は別物
米Metaが7月6日(日本時間)、Twitterによく似た新SNSアプリ「Threads」のサービスを始めた。実際に使ってみて、どのくらいTwitterに近いのか検証してみた。 - ポストTwitter最有力か 新SNS「Threads」4時間で500万登録超え ザッカーバーグ氏が発表
米Metaの新SNS「Threads」の登録者数が、サービス開始から4時間で500万人を突破した。 - MetaのTwitter競合「Threads」、開始は7月6日午前8時になぜか前倒し
Twitter競合と目されるMetaの「Threads」の開始時間が前倒しになり、日本時間の7月6日午前8時になった。Androidアプリは「Coming Soon」となっている。