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Threads、JASRACと利用許諾契約を結んでいた Twitterとの差別化点に
日本音楽著作権協会(JASRAC)が、米Metaの新SNS「Threads」を利用許諾契約締結サービスの一覧に追加した。自分で制作した音源を使っている場合なら、JASRAC管理楽曲のカバー動画などをThreadsにアップロードできる。
日本音楽著作権協会(JASRAC)は7月6日、米Metaの新SNS「Threads」を利用許諾契約締結サービスの一覧に追加した。自分で制作した音源を使っている場合なら、JASRAC管理楽曲のカバー動画などをThreadsにアップロードできる。
CDなどに収録された音源を使う場合は別途音源制作者から許諾を得る必要がある。MetaはFacebookやInstagramでも利用許諾契約を締結している。なお、Twitterは同様の契約を締結していない。
Threadsは6日のサービス開始から7時間で登録者数1000万人を突破。仕様変更が相次ぐTwitterからの移行先として注目を浴びている。ヤフーやセガなど、公式アカウントを開設する日本企業も出始めている。
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