「ポケモンスリープ」は7月下旬に公開 カビゴンを育てて睡眠習慣を整える
ポケモン社6日、スマートフォンアプリ「Pokemon Sleep(ポケモンスリープ)」を7月下旬にリリースすると発表。その内容を紹介する動画も公開した。
ポケモン社(東京都港区)は7月6日、スマートフォンアプリ「Pokemon Sleep(ポケモンスリープ)」を7月下旬にリリースすると発表、内容を紹介する動画も公開した。Google Playでは一足早く事前登録の受け付けを始めている。
ポケモンスリープは、スマートフォンもしくは「Pokemon GO Plus+」のセンサーを使ってユーザーの睡眠時間や睡眠の質を計測し、そのデータを使ったゲームを進めることで、楽しみながら睡眠リズムを整えるアプリ。睡眠研究の権威でS'UIMIN社の代表を務める柳沢正史さんが監修した。
ゲーム舞台は世界のどこかにある島。ユーザーはポケモンの睡眠時の生態を研究しているネロリ博士に協力して「ポケモン寝顔図鑑」の完成を目指す。
調査は1週間単位で、毎週月曜日に新しいフィールドとカビゴンを見つけてお世話を始める。カビゴンの「ねむけパワー」がポケモン達を引き寄せ、朝になると様々なポケモンがカビゴンの周囲で寝ているため、その寝顔を収集する。
ねむけパワーはカビゴンの育ち具合とユーザーの睡眠時間で決まる。ユーザーがしっかり寝ていればたくさんのポケモンが集まり、珍しい寝顔を見られるという。
1週間分の睡眠データがたまると、その規則正しさ(睡眠習慣)をアプリが評価。他にも就寝する目標時間を決めて達成すると報酬がもらえるなど、規則正しい睡眠を応援する仕組みをたくさん用意した。
ポケモンスリープのコンセプトが発表されたのは2019年5月。当初は20年のリリースを目指していたが、約3年遅れたことになる。
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