「PayPayフリマ」→「Yahoo!フリマ」に変更へ 「ヤフオク!」は「Yahoo!オークション」に名前が戻る
ヤフーが、同社のフリマ・オークションサービスの名称を2023年秋に変更する。「ヤフオク!」は「Yahoo!オークション」に、「PayPayフリマ」は「Yahoo!フリマ」に刷新する。
ヤフーは7月14日、同社のフリマ・オークションサービスの名称を2023年秋に変更すると発表した。「ヤフオク!」は「Yahoo!オークション」に、「PayPayフリマ」は「Yahoo!フリマ」に刷新する。
同社のオークションサービスは、2013年に「Yahoo!オークション」から「ヤフオク!」に変更しており、10年を経て元の名前に戻ったことになる。また、PayPayフリマは、PayPayブランドからYahoo!ブランドに変更したことで、「Yahoo!ショッピング」含め、同社のコマースブランドがヤフーに統一された。
今後、Yahoo!オークション、Yahoo!フリマのアップデートとして、匿名配送の拡充、デザインのリニューアルを実施。Yahoo!オークションからPayPayフリマの出品が検索できるようになる。また、Yahoo!フリマも動画出品の縦型対応(9月予定)、グッズ交換機能のAndroid対応(23年内予定)も実装していく。
なお、手数料については変わらず、Yahoo!オークションの場合は「Yahoo!プレミアム会員」で8.8%、会員登録無しで10%。Yahoo!フリマは5%と据え置かれる。Yahoo!フリマからYahoo!オークションに同時掲載された商品がオークションの方で購入された場合は、Yahoo!フリマの手数料が適用されるという。
同社は、変更の理由として「“オークション”と“フリマ”の両サービスをより身近に利用してもらうために、サービスのデザインを刷新するとともに、ヤフーブランドに統一することでより連携を強化するため」としている。
関連記事
- 「ヤフオク!」が正式名称に 「Yahoo!オークション」から変更
「Yahoo!オークション」の名称が「ヤフオク!」に変わった。これまでの略称と正式名称を統一し、より親しみを持ってもらう。 - 「SNSの譲・求より安全」 PayPayフリマ、推しの“ランダムグッズ”匿名交換機能
「SNSの譲・求より安全」――カプセルトイなど、開封するまで中身が分からないランダムグッズの交換専用機能がPayPayフリマに。 - PayPayフリマ、5〜30秒動画で商品紹介できる新機能
ヤフーが同社のフリマアプリ「PayPayフリマ」(iOS/Android、無料)に商品の説明動画を出品時に登録できる機能を搭載したと発表した。 - さらば「PayPayモール」 10月に「Yahoo!ショッピング」と統合へ
ヤフーのECサービス「Yahoo!ショッピング」と「PayPayモール」を統合し、10月に新生「Yahoo!ショッピング」としてリニューアルする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.