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AIが作曲した著作権フリーのBGMをサブスクで ローランドが配信者向け新サービス
ローランドは18日、ゲーム実況などの動画配信に活用できる著作権フリーのBGM、効果音を提供するサービス「BGM CAST」を始めた。
ローランドは7月18日、ゲーム実況などの動画配信に活用できる著作権フリーのBGM、効果音を提供するサービス「BGM CAST」を始めた。ゲーム配信用オーディオミキサー「BRIDGE CAST」のユーザー向けに提供する。
ユーザーが選んだ“ムード”に合わせ、自動選曲したBGMを流し続けるサービス。ムードは「EXCITING」や「COOL」など6種類。楽曲はローランドと提携するAmadeus Code(東京都港区)が、自社開発の生成AIで作曲した。
ユーザーはBRIDGE CASTの専用アプリからローランドのクラウドサービス「Roland Cloud」の有償プランに登録すると数千曲のBGMと数百の効果音を利用できる。また「Roland Account」に無料の会員登録すると36曲のBGMと16種の効果音を使える。
今後はBRIDGE CAST以外の製品への対応も予定している。ローランドは「今後も、AIをはじめとした新技術の活用を加速させるとともに、Roland Cloudを通じてサービスを拡充する」としている。
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