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MetaとQualcomm、生成AI「Llama 2」をスマートフォンやHMDで実行可能に

Qualcommは、Metaの新生成AI「Llama 2」を、Snapdragon搭載のスマートフォンやVRヘッドセットで実行可能にすると発表した。2024年以降に実現する計画。

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 米Qualcommは7月19日(現地時間)、米Metaが前日発表した「Llama 2」をSnapdragon搭載スマートフォン、PC、VR/ARヘッドセットで実行できるようにすることでMetaと提携したと発表した。2024年以降に実現する計画だ。

 Llama 2は、Metaが開発した大規模言語モデル(LLM)で、自然言語処理、会話生成、翻訳などのタスクに使用される。Llama 2が端末上で実行できるようになれば、Llama 2採用アプリの開発者は、クラウドコストを節約できるだけでなく、プライバシーを保護しつつパーソナライズされたユーザー体験を提供できるようになる。

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端末上でLLMを実行することで得られる4つのメリット

 開発者は同日から、「Qualcomm AI Stack」を使用して端末上AI向けにアプリの最適化を開始できる。Qualcomm AI Stackは、SnapdragonでAIをより効率的に処理できるようにする専用ツールセットで、小型、薄型、軽量の端末でも端末上でのAIを可能にするという。

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 QualcommはこれまでもMetaと協力しており、MetaのVRヘッドセット向けプロセッサを提供してきた。

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