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「Meta Quest Pro」正式発表 Meta初のハイエンドVRヘッドセット 22万6800円

米Metaは、新型VRヘッドセット「Meta Quest Pro」を発表した。同社のヘッドセット「Meta Quest 2」の上位モデルで、エンタープライズ用途も考慮されている。価格は22万6800円(米国は1499ドル)。

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 米Metaは10月11日(現地時間)、同社のオンラインイベント「Meta Connect 2022」にて、新型VRヘッドセット「Meta Quest Pro」を発表した。同社のヘッドセット「Meta Quest 2」の上位モデルで、エンタープライズ用途も考慮されている。価格は22万6800円(米国は1499ドル)。同日より予約受付を開始する。


「Meta Quest Pro」

 Meta Quest Proは、2021年のMeta Connectで「Project Cambria」として予告されていたハイエンドVRヘッドセット。SoCはQualcomm Snapdragon XR2+、メモリは12GB、ストレージは256GB。XR2を搭載するQuest 2と比べてパフォーマンスは50%伸びているという。


プロセッサはカスタムのQualcomm Snapdragon XR2+

 レンズは40%薄くなり、ピクセル数は37%向上。パネルのコントラスト比は75%改善しているという。色域も1.3倍に伸び、ローカルディミングと量子ドット技術を採用する。


パネルの解像度とコントラスト比を向上

 リアルタイム表情トラッキングを実現しており、表情をアバターに反映する。また、RGBカメラを搭載し、フルカラーのパススルー表示に対応(Quest 2はモノクロ)。現実と仮想現実を融合するMR用途でも利用できるようになった。


現実世界にバーチャルスクリーンを表示させて仕事も

 バッテリーは後頭部に搭載されており、Quest 2と比べてウェイトバランスを改善。長時間装着した時の負担を減らす。USB Type-Cの高速充電に対応し、本体とコントローラーを同時に充電できるドッキングステーションも用意する。


充電用のドッキングステーションも

 コントローラーは、それぞれ3つのカメラとSnapdragon 662を搭載。バーチャル空間で360度の方向に移動できる他、「TruTouchハプティックフィードバック」とピンチ操作で、VR内での操作性を向上させている。


コントローラーには3つのカメラを搭載

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