ニュース
楽天カード、ポイント計算法を月の合計→会計ごとに変更 実質的な還元率減に
楽天カードが「楽天カード利用獲得ポイント」の計算方法を変更する。これまでは月間の合計利用額を基準に算定していたが、11月請求分以降は1回の買い物での利用額を基準とする。
楽天カードは8月1日、カード利用額に応じて「楽天ポイント」を付与する「楽天カード利用獲得ポイント」について、計算方法を変更すると発表した。これまでは月間の合計利用額を基準に算定していたが、11月請求分以降は1回の買い物の利用額を基準とする。
例えば、4回の買い物で3980円、5980円、2650円、1110円を支払った場合、現在の基準では合計利用額1万3720円を基に137ポイントを付与する。11月請求分以降は、各回の利用額を基にそれぞれ39、59、26、11ポイントと換算するため、合計135ポイント付与することになる。
現在は利用額を合計してから100円未満を切り捨てていたが、11月請求分以降は個別の利用額について切り捨てをする。このため、月内の決済回数が1回の場合や、端数が出ない利用を続けた場合などを除けば、実質的に還元額がこれまで以下の値になる。
100円につき1ポイントの還元率とポイント付与日は変更しない。
関連記事
- 楽天カードのクレカ積立 改悪から一転、還元率アップの裏にある狙い
楽天カードを使った投資信託の積み立てのポイント還元率がアップした。しかも、今回は一般楽天カードの場合は0.5%、楽天ゴールドカードの場合は0.75%、楽天プレミアムカードの場合は1.0%と、カードのランクに応じて差が付けられている。こうした施策の背景には何があったのだろうか。 - 満足度の高いクレジットカード 楽天カードに勝ったトップは? オリコン調査
調査会社oricon MEは2月1日、オリコン顧客満足度調査として2023年クレジットカードの総合ランキングを発表した。トップは「リクルートカード」。前年の3位から順位を上げて、初のトップとなった。 - 楽天証券、クレカで純金積立開始 0.5%のポイント還元
楽天証券は、「楽天カード」を使った貴金属積立を開始する。金、プラチナ、銀を月間1000〜10万円まで積立が可能。積立額の0.5%の楽天ポイントを付与する。 - 楽天カード、帝国ホテル、阪急電鉄 満足度調査で14年連続1位
シティホテルにおいて「帝国ホテル」が、近郊鉄道において「阪急電鉄」が、クレジットカードにおいて「楽天カード」が14年連続で1位を獲得した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.