「青い鳥いないとかマジ無理……」な人向け、元のTwitterアイコンをiPhoneに復活させる方法:明日から使えるITトリビア
Twitterが“X”に名称を改め、青い鳥のアプリアイコンが黒いXに変化して数日がたつが、一部のユーザーからは「青い鳥がいなくなって寂しい」という声が上がっている。しかし、あるアプリを使うことでiPhone上に青い鳥アイコンを復活させることができる。
Twitterが“X”に名称を改め、青い鳥のアプリアイコンが黒いXに変化して数日がたった。NHKでは「X(旧Twitter)」などと呼称しており、徐々に生活の中にXが浸透しつつある。しかし、一部のユーザーからは「青い鳥がいなくなって寂しい」という声も上がっている。
App Storeでは7月31日(現地時間)に、アプリの名称やアイコンがXに変更されており、最新バージョンへのアップデートを適用するか、新たにアプリをダウンロードすると青い鳥アイコンを拝むことはできなくなる。しかし、ある方法を使うことでTwitterを起動できる青い鳥アイコンをiPhone上に復活させられる。
帰っておいで、青い鳥
その方法とは、米Appleが提供する「ショートカット」アプリを使うことだ。これは、1タップで指定したアクションを実行できるショートカットを作るアプリ。名称やアイコンも自由に設定できるため、これを作成すればTwitterを起動するショートカットを作成可能だ。
このショートカットに、事前に用意した青い鳥アイコンを設定すればいい。8月1日現在、X社はブランドツールキットと称して、旧Twitterのロゴ画像などを無償提供している。ここから素材をダウンロードすればロゴ画像を入手できる。
画像の入手後、ショートカット作成アプリを起動する。「すべてのショートカット」の画面上部にある「+」をタップし、新規ショートカットの作成画面へ進む。その後、「アクションを追加」から「Appを開く」を押して、Xのアプリを選ぶ。これで、“ワンタップでXを開く”アクションを追加できる。
追加後、ショートカットの名称を「Twitter」に変え、ショートカットのアイコン画像に先ほど用意した旧Twitterのロゴ画像を指定すれば、“押すとXが起動する、青い鳥アイコンでTwitterという名のショートカット”が完成する。Androidスマホの場合は、GooglePlayにあるランチャーアプリを使うことで、同様にショートカットを作れる。
ちなみに、スマートフォンからXのアプリを消してしまうと、ショートカットも利用できなくなる。どうしてもXを見たくないという人は、別のページに移動させるなどして対処してほしい。
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