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維持費丸見えゲーム「偽りのアリス」、8月のサーバ代196万円達成 サービス終了判断免れたか
ビジュアルアーツは、サーバ維持費を公開しながら運営しているスマートフォン向けゲーム「偽りのアリス」について、8月のサーバ代を回収できたと発表した。
アニメ・ゲーム事業者のビジュアルアーツ(大阪市)は8月5日、サーバ維持費を公開しながら運営しているスマートフォン向けゲーム「偽りのアリス」について、8月のサーバ代を回収できたと発表し、プレイヤーに感謝を述べた。
偽りのアリスは“放置系RPG”と呼ばれるジャンルのゲーム。7月末のメンテナンス以降、新規コンテンツの追加をやめるとともに、ゲーム内通貨の消費量を数える「何かのカウンター」を追加。月末までにカウンターの数値がサーバ維持費を上回らない場合はサービス終了を検討する。
8月のサーバ維持費は195万6331円。1日時点でゲーム内通貨消費量は87万2843で、進捗率はおよそ44.6%だった。
偽りのアリス公式X(Twitter)は「先生のみなさま、本当に本当にありがとうございます!! 先生のお力で、わずか5日間で今月を乗り切ることができました」と投稿している。
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