ニュース
岸田首相、東大松尾研でAI学ぶ 夏休みを利用し業界動向を聞く
岸田文雄内閣総理大臣は、東京大学松尾研究室で大規模言語モデルの特別講座を受講した。夏休みを利用して生成AI業界の動向を学んだという。
岸田文雄内閣総理大臣は8月14日、東京大学松尾研究室による大規模言語モデルの特別講座を受講した。夏休みを利用して生成AI業界の動向を学んだという。
松尾研究室は日本のAI研究の権威として知られる松尾豊教授の研究室。岸田首相の公式X(Twitter)での投稿によると、首相は業界動向を学んだ他、「実際に手を動かしてプログラムの基礎を習った」としている。
松尾研究室では9月に大規模言語モデルをテーマとする公開講座(全7回、受講生募集は終了済み)を開講。技術理解のために、実践的な演習を行う予定。
関連記事
- 東大、生成AIシンポジウムのアーカイブ動画を公開 孫正義氏「日本は真正面からAI開発に取り組むべき」
東京大学は、7月4日に開催した生成AIシンポジウムのアーカイブ動画を公開した。イベントにはソフトバンクグループの孫正義代表取締役会長や東大の松尾豊教授らが登壇。その中で孫会長は「日本は今こそ真正面からAIに取り組むべきだ」と訴えた。 - 「行政のためのプロンプト・エンジニアリング入門」無償公開 note深津さんが作成
生成AIに関する資料「行政のためのプロンプト・エンジニアリング入門」が無償公開中だ。AIチャットbot「ChatGPT」などの生成AIの利用を検討する全国の自治体や組織向けに公開したもので、noteの深津貴之CXOが資料を作成した。 - OpenAIのCEO「クリエイターに経済的に報いたい」 自民党PTで発言
「クリエイターなどの権利者に経済的に報いたい」。米OpenAIのサム・アルトマンCEOが自民党本部での会合で発言をした。赤松健議員がTwitterで明かした。 - 欧州議会、AI規制法案を可決 「ChatGPTなどは透明性要件を順守すべし」
欧州連合の欧州議会は、「EU AI Act」と呼ばれるAI規制法案を可決した。欧州議会は「ChatGPTのような生成AIシステムは、コンテンツがAIによって生成されたものであることを開示する必要がある」としている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.