Apple、Podcastにサブスク分析ツールなどのクリエイター向け新機能
Appleは、Podcastのクリエイター向けの3つの新機能を発表した。Apple Podcasts Connectのサブスクリプション分析機能などだ。
米Appleは8月21日(現地時間)、Apple Podcastのクリエイター向けに3つの新機能を発表した。
サブスクリプション分析機能
Apple Podcasts Connectのサブスクリプション分析は、Podcastの無料トライアルを始めたリスナーの数、有料サブスクリプション数、無料トライアルから有料サブスクリプションに移行したリスナーの割合、サブスクリプションから得られる推定収益などを確認できるツール。
この機能は、現在少なくとも1つのアクティブなサブスクリプションを提供している、Apple Podcasts Connectの管理、財務、法務の役割を持つすべてのクリエイターが利用できる。詳細はこちら。
マーケティングプラットフォームLinkfireとの提携
マーケティングプラットフォームLinkfireとの提携で、今秋からクリエイターがLinkfireのツールキットを利用可能になる。基本機能は無料だが、追加機能は月額9.99ドルからだ。
クリエイターはランディングページのスマートリンクを無制限に生成できる。つまり、SNSのプロフィールやニュースレター、オンラインストア、ライブイベントの告知ページなどをランディングページに表示できる。
また、Linkfire Insightsダッシュボードで、訪問数やクリック率など、リンクやページに対するリスナーの反応をリアルタイムで測定できるようになる。
Delegated Deliveryに新たな外部ホスト
Delegated Deliveryは昨年発表の、Podcastを外部ホストに保存してApple Podcastにフィードする機能。外部ホストとして、新たにAudiomeans、Captivate、Podbean、Podspace、Transistorが年内までに参加する。
関連記事
- Spotify、従業員の約2%(約200人)をレイオフ Podcast部門で
Spotifyは従業員の約2%に当たる約200人を削減する。Podcastサービスの「次の段階」を目指し、チームを戦略的に再編するため。 - Apple、Apple Podcastと外部ホストサービスの連携機能を発表
Appleはサードパーティーのポッドキャストホスティングプロバイダーと連携する機能を発表した。 - Spotify、Podcastの有料サブスクサービス発表 手数料2年間無料(Appleは1年目30%徴収)
SpotifyがPodcastの有料サブスクサービスの開始を発表した。2023年までは手数料無料で、その後は5%。傘下のAnchorのツールでエピソードを簡単に有料化できる。 - Apple、ポッドキャストをサブスク対応に 5月から提供
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.