USB-C搭載とウワサのiPhone 15、同梱ケーブルはUSB 2.0仕様になる?
リーカーのMajin Bu氏が、次期モデル「iPhone 15」シリーズに同梱されるUSB-Cケーブルが、USB 2.0仕様であるとX(旧Twitter)にポストしている。同氏によると充電用のケーブルは最大出力60W(20V/3A)で、MFiを取得していないとしている。
リーカーのMajin Bu氏が、次期モデル「iPhone 15」シリーズに同梱されるUSB-Cケーブルが、USB 2.0仕様であるとX(旧Twitter)にポストしている。同氏によると充電用のケーブルは最大出力60W(20V/3A)で、MFiを取得していないとしている。
同氏がケーブルを試したところ、USB PD 3.0準拠で、15W(5V/3A)、27W(9V/3A)、45W(15V/3A)、60W(20V/3A)出力に対応しているという。これは、現在販売されている「Apple USB-C充電ケーブル(1m)」と同じ仕様で、全長が1.5mと長くなっているモデルと考えられる。
ただし、MFiライセンスはサードパーティ製ケーブルに必要な認証で、Apple純正ケーブルにはMFi取得製品は存在しない。
USB-Cポートを搭載したiPadシリーズにも、USB 2.0の「Apple USB-C充電ケーブル(1m)」が同梱されている。しかし、iPadシリーズの転送性能はモデルによって異なり、現行のiPad ProはThunderbolt 4(最大40Gbps)、iPad AirはUSB 3.1 Gen 2(最大10Gbps)、iPad miniはUSB 3.1 Gen 1(最大5Gbps)、iPadはUSB 2.0(最大480Mbps)とバラバラだ。
このことから、iPhone 15シリーズのUSB-Cポートの転送性能がUSB 2.0に決まったとはいえず、依然不明のままとなる。
なお、視線追跡デバイスでiPadを制御する「TD Pilot」のように、すでにUSB-Cポート仕様のiPadにもMFi認証が必要なUSB-Cケーブル接続アクセサリは存在する。そのため、USB-C仕様のiPhoneもiPadと同様に、アプリケーションと連動するアクセサリを利用する場合のみMFi認証が必要になると考えられる。
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