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君は解けるか? ITパスポート試験に新登場する“生成AI”のサンプル問題、IPAが公開(2/2 ページ)

国家資格「ITパスポート」の出題範囲に生成AIに関する問題を加えると予告した情報処理推進機構(IPA)。同機構は8月31日に、生成AIに関する問題のサンプルを公開した。全3問の例題を出題趣旨とともに公開している。

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サンプル問題の答え

 解答はそれぞれ、問1が「ウ」、問2が「エ」、問3が「ウ」となる。

 問1は、システム開発上での生成AIの活用事例に関する知識を問う問題。IPAは「従来はIT技術者などの専門知識を有する人が作成していた文書や画像などの業務上のコンテンツの生成を、生成AIを活用することで、ITを利活用する人も担うことが可能になりつつある」と説明している。

 問2は、生成AIの特性や留意事項に関する知識の問題。「AIの著しい進歩によって登場した生成AIは、国民生活や企業活動に大きな影響を与えている。一方、生成AIが作り出した“もっともらしいウソ”によって、社会を混乱させるリスクも指摘されている」(IPA)

 問3は、基盤モデルの知識についての問題。どのような技術や仕組みで生成AIが実現しているかを理解することは、ITを利活用する人とIT技術者間でコミュニケーションする上では有用であると指摘。生成AIの多くは、基盤モデルを基にしていることから出題したという。


IPAのサンプル問題

サンプル問題の解答例と出題趣旨

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