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米著作権当局、生成AI「Midjourney」で制作した優勝作品の著作権保護を拒否
米著作権局審査委員会は、生成AI「Midjourney」で制作した作品の著作権保護を拒否した。対象は、昨年9月にコンテストで優勝した「Theatre D'opera Spatial」。
米著作権局審査委員会は9月5日(現地時間)、生成AIを使って制作された芸術作品の著作権保護を拒否したと、米Reutersが6日、委員会の文書を添えて報じた。対象となったのは、昨年9月にファインアートコンテストで優勝したアーティストのジェイソン・M・アレン氏による作品「Theatre D'opera Spatial」だ。
この作品は、生成AI「Midjourney」を使って制作したことをアレン氏自身が認めている。同氏は受賞当時、これが物議を醸すことは分かっていたとコメントした。
審査委員会は、アレン氏の作品は人間の創作物ではないため、著作権保護の対象にならないとしている。
アレン氏は6日、当局の決定は予想通りだったが、最終的には我々が勝つと確信していると語ったという。
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