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手放すaiboを施設に寄付する「aiboの里親プログラム」始動
ソニーは、オーナーとの暮らしを終える「aibo」を同社に寄付すると、医療施設や介護団体など「里親」に提供するプログラムを始めた。
ソニーグループは9月11日、オーナーとの暮らしを終える犬型ロボット「aibo」(ERS-1000)を同社に寄付すると、必要な治療を施した上で医療施設や介護団体など「aiboの里親」に提供する「aiboの里親プログラム」を始めた。
オーナーは「aiboベーシックプラン」を解約し、専用サイトで寄付を申し込む。期間限定で、受付数の上限に達し次第、予告なく受付を終了することがある。
里親の募集は、2023年12月ごろにスタートする予定だ。里親に迎えられたaiboには、aiboのコンセプトカラーに合わせた「aiboの里親プログラム専用首輪」がつけられる。
新型aibo発売から5年。「やむを得ない事情からaiboとの暮らしを終える方々から、aiboの行く末についての相談を多く受けてきた」ため、里親プログラムを企画したという。
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