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動画内の「あの」「えーと」を一括削除 アドビ「Premiere Pro」にβアップデート(2/2 ページ)

アドビがビデオ製品のアップデートを発表した。「IBC2023」に合わせたものでいずれもβ版。「Premiere Pro」では録音状態の悪い会話の品質向上や、「あの」「えーと」といったフィラーワードを自動で識別する機能を実装する。

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After Effectsでは「真の3D」に対応

 After Effectsでは「真の3Dワークスペース」を実装した。コンポジションに3Dモデルを直に読み込むことができ、VFX合成やモーショングラフィックスで新たな表現が可能になるという。また、任意の画像を環境光に設定し、ライティングやシャドウを適切に設定することで、3Dモデルをシーンにリアルに配置できるという。

 また、ロトブラシツールに新しいAIモデルを搭載した。手足や髪の重なり、透明度のあるエレメントなど切り抜きが難しいオブジェクトでも、背景から簡単に分離できるという。

 Frame.ioでは、すでに所有しているストレージを使うことでコストを削減する「Frame.io Storage Connect」を、エンタープライズユーザー向けに提供。この機能により、Frame.ioから軽量なプロ棋士を経由してAWS S3のストレージに直接アクセスできるという。また「比較ビューアー」により、動画、オーディオ、写真、デザインファイル、PDFアセットを並べて表示できるようになった。


さまざまなアセットを並べながら比較できる「比較ビューアー」

 その他、カメラからクラウドに直接アップロードする「Camera to Cloud」において、新たにAtomosの新製品「Ninja」「Ninja Ultra」が対応した。Atomos CONNECTとの組み合わせにより、10bit 4K H.265の映像素材をテイクごとにアップロードする。Ninja Ultraの場合は、ProRes RAW、HDプロキシを同時に収録でき、より高度なオンライン/オフラインワークフローを実現するという。


Atomosの「Ninja」「Ninja Ultra」が「Camera to Cloud」に対応

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