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驚くほど安い「AIノイズキャンセリング」付き完全ワイヤレスイヤフォンの秘密を探る(3/3 ページ)
Amazonの販売ページには「AIノイズキャンセリング付き」と書いてあって、しかも価格は1990円です。ええ?
もう1回、Redmi Buds 4 Activeについて整理しておきましょう。
ワイヤレスイヤフォンでイライラするポイント
- 耳に合わない→イヤーピースはS/M/Lの3種類
- 耳から落ちそう→テスト中、不安になるタイミングは特になし
- 接続設定に時間がかかる→Google Fast Pair対応
- 接続が切れる→Bluetooth5.3搭載
- 音質が悪い→こういうのでいいんだよ
- 通話が聞こえにくい→通話時ノイズキャンセリング
- 自分の声が通話相手に届かない→通話中ノイズキャンセリング
- 充電に時間がかかる→10分の急速充電で110分使用可
ワイヤレスイヤフォンで満足度が上がるポイント
- 防水→IPX4、生活防水性能
- 低遅延モード→あり
- アクティブノイズキャンセリング→なし(通話時ノイキャンあり)
実際に触ってみると、やはりこれが1990円だとは到底思えません。Xiaomiというメーカーが、2000円以下という価格でこのバランスのいいワイヤレスイヤフォンを出してきたという衝撃もあります。
この値段なら、なくしやすいワイヤレスイヤフォンでも、子供に持たせてもいいと思えますし、ビデオ会議などのためだけに買っても良いかもしれません。ワイヤレスイヤフォンの認識がちょっと変わりそうな製品でした。
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