ニュース
1Password、iOS版でパスキー対応 Androidも対応へ
パスワード管理ツールの定番「1Password」のiOS版が、パスワードレス認証「パスキー」に対応した。
パスワード管理ツールの定番「1Password」のiOS版(iOS 17)が、パスワードレス認証「パスキー」に対応した。事前に設定しておけば、生体認証などで1Passwordにログインでき、複数のパスワードをより簡便に管理できる。
6月からβ対応していたWebブラウザ版でも正式にパスキー対応した。Android版も提供準備ができており、近日中にAndroid 14で利用できるようになる予定だ。
パスキーは、事前に設定しておくことで、パスワード入力不要でログインでき、不正ログイン対策にもなるセキュアな認証方式。スマートフォンなどのユーザー端末で鍵ペアを生成。アプリやサーバには公開鍵を、デバイス側には秘密鍵を安全に格納し、ログイン時に指紋などデバイス側の生体認証で秘密鍵を取り出して鍵ペアで認証する。
関連記事
- 1Password、「パスキー」をサポート 主要ブラウザのβ版拡張機能で
サブスク制パスワード管理ツールの1Passwordは、Webブラウザでの「パスキー」サポートを開始した。Chrome、Edge、Safari、Firefox、Braveにβ版の拡張機能をインストールすることで使えるようになる。今後、マスターパスワードのパスキー化も計画中。 - 「パスキー」って一体何だ? パスワード不要の世界がやってくる
Apple、Google、Microsoftという3大OSベンダーが揃ってサポートを表明している「パスキー(Passkeys)」。パスキーを使うことで、パスワードの問題が一気に解決する可能性がある。 - ニンテンドーアカウントがパスキー対応 パスワード不要でログイン可能に
ニンテンドーアカウントにパスキー認証機能が追加。スマートフォンやPCから生体認証などを使ってニンテンドーアカウントにログインできる。 - Googleアカウント、「パスキー」でのログインをサポート
Googleは「世界パスワードの日」に向けてGoogleアカウントへのログインで「パスキー(passkey)」を利用可能にした。パスキーはAppleとMicrosoftとともに昨年5月に発表したマルチデバイス対応の資格情報だ。当面はパスワードと二要素認証によるログインもサポートする。 - パスワード不要の新しいログイン手段「パスキー認証」、ドコモが「dアカウント」に提供開始
IDとパスワードに代わる認証手段「パスキー認証」を、ドコモがdアカウントに導入開始した。パスワードの代わりに指紋認証などでログインでき、フィッシングやなりすまし対策などに効果的とされている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.