レビュー
新型テスラ「Model 3」で“消えたモノ”と“増えたモノ” 実車を見た前モデルオーナーの素直な感想(2/6 ページ)
Tesla Model 3の新型が登場した。21年型のModel 3に乗る筆者としては、どこがどのように進化したのか大いに気になる。去る9月8日、メディア向けにお披露目された新型の魅力を写真を中心に振り返ってみる。
TロゴからTESLA文字への移行が意味するものは?
次に目を引いたのは、リアのテールランプと社名バッジ。ランプは「コ」の字形状になり、トランクを開けるとランプ全体がトランクリッドと共に上に跳ね上がる。また、社名バッジは、旧型では「T」のテスラロゴだが、「TESLA」の文字に変わった。ロゴという象徴表現に替わり、社名を明示的に示すことで、一般向けにアイデンティティーの確立を狙っているのだろうか。
横から見ると見分けがつかないくらいに同じ
フロントとリアのデザインが大きく変化した一方で、サイドのデザインは変わらない。各所の曲線やプレスラインもほぼ同じ。フェンダーのホイールアーチやサイドカメラの位置も同様だ。
サイドビューのデザインに大きな変更はないものの、全長が4695mmから4720mmへと拡大した。他のサイズはほぼ同じ。狭い道の多い日本において、全幅の拡大は困ると思っていただけに、ミラーを含まないで1850mmと、現状維持はありがたい。ただし、最低地上高が140mmから138mmへと2ミリだけ下がった。
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