カシオ、VRChatで使えるバーチャルな「G-SHOCK」販売 「アバターが時計を着用する文化を浸透させる」
カシオ計算機は3日、VRプラットフォーム「VRChat」を運営する米VRChatと提携し、「G-SHOCK」の仮想店舗をオープンすると発表した。
カシオ計算機は10月3日、VRプラットフォーム「VRChat」を運営する米VRChatと提携し、アバターに装着できるG-SHOCKを販売すると発表した。「アバターが時計を着用する文化を浸透させる」としている。
VRChat上では、新ワールド「G-SHOCK STORE」を6日の正午にオープン。来場者はパーツを組み合わせて自分好みのG-SHOCKを作れる「MY G-SHOCK」をバーチャル体験。作成したG-SHOCKは、ワールド内限定でアバターに“試着”できる。
一方、「BOOTH」のCASIO公式オンラインショップでは、同日からVRChatアバター用アイテムとしてG-SHOCKを3000円で販売する。形状はMY G-SHOCKと同じDWE-5610。VRChat内ならどこでも装着できる他、正しい時刻が反映されるため時計として使える。
さらにデジタルアイテムならではの特徴として、ユーザーがいつでも好きな配色にカスタマイズできる点が挙げられる。「組み合わせは100億通り超。さらにユーザーのオリジナルデザインを反映させることもできる」という。
カシオ計算機は「メタバースで自分の個性を表現するため、アバターが衣類やバッグなどを身に着けファッションを楽しむ文化が広がってきている」と指摘。「アバターが時計を着用する文化を浸透させたい」としている。
今後の展開として、VRChatの人気アバターとのコラボモデルなども企画中。ワールドでは追加コンテンツを順次リリースする予定だ。
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