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富士フイルムも値上げ、10日から ミラーレスカメラは「出荷価格で5〜15%」上昇
富士フイルムイメージングシステムズは9日、ミラーレスカメラと交換レンズの価格改定を発表した。10日から適用する。
富士フイルムイメージングシステムズは11月9日、ミラーレスカメラと交換レンズ計68製品を値上げすると発表した。10日から適用する。
ミラーレスカメラは「X-H2」「X-S20」など9機種が対象。同社によると「出荷価格で5%から15%の値上げになる」という。なお注文の受付を一時停止している「X-T5」と「X-S20」については受付再開後から改定後の価格となる。
交換レンズは59機種が対象。機種によって市場価格で数千円から数万円の値上がりになる模様だ。
富士フイルムは、値上げについて「原材料費、製造・物流コストなどの高騰が進む中、生産効率の向上や経費削減などでコスト吸収に努めてきたが、企業努力のみで吸収することが困難であるため」と説明している。
【訂正:2023年11月13日10時48分更新 ※一部機種名の誤りを修正しました】
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