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理想的な「トラベルカメラ」かも コンパクトでバッテリー持ちも良好な富士フイルム「X-S20」荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/7 ページ)

静止画も動画もイケてて軽くてコンパクトでバッテリーの持ちもいい、そんな理想的な「トラベルカメラ」として登場したのが富士フイルムの「X-S20」だ。

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 静止画も動画もイケてて軽くてコンパクトでバッテリーの持ちもいい、そんな理想的な「トラベルカメラ」として登場したのが富士フイルムの「X-S20」だ。


本格的なカメラデザインでありながらコンパクトな富士フイルムの「X-S20」

 5月末にオンラインで開催された「X Summit BKK 2023」で発表されたのだが、バンコクの街中を現地のカメラマンに案内されながらフォトウォークしつつ、その性能を紹介していくという演出で、どういう人にどう使ってもらってほしいかが伝わってきた。

 おかげで2020年秋に登場した「X-S10」と見た目はほとんど同じなのにより魅力的なカメラに見えるのだから、「伝え方」って大事だなと思う。

どこがトラベルカメラ?


X-S10と同様の小型ボディを持つトラベルカメラがX-S20。レンズはキットの「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」を装着

 X-S20は本当にトラベルカメラとして優れているのか。

 旅行時に持っていきたいカメラに求められるのはかさばらなくてバッテリーの持ちがいいことだ。

 X-S20はバッテリーとSDカード込みで約491g。レンズキットの15-45mmは約135gと超軽い。電動ズームなのも特徴だ(ただズームのレスポンスはイマイチなので静止画時はとまどう)。

 続いてバッテリー。

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