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全国のカラオケルーム同士をつなぐパーティー機能、「JOYSOUND」で24年1月から
「JOYSOUND」を運営するエクシングは、新機種導入に合わせ、離れたカラオケルーム同士をつなぐパーティー機能など、“歌う”以外の付加価値を強化する方針を明らかにした。
カラオケボックス「JOYSOUND」を運営するエクシング(東京都港区)は11月13日、通信カラオケの新製品「JOYSOUND X1(ジョイサウンド エクスワン)」を全国のカラオケルームに順次導入すると発表。これにより離れたカラオケルーム同士をつなぐパーティー機能など、“歌う”以外の付加価値を強化する。
X1の対応楽曲数は35万5000曲、日本フィルハーモニー交響楽団の演奏を音源化した「X-Leben II」を搭載した。一方で、「マダミス」「人狼ゲーム」などカラオケルーム内で遊べるパーティーゲームも提供。カラオケ採点機能は「分析採点AI+」に進化した。
2024年1月10日からは、離れた場所にあるカラオケルーム同士をつなぐ「X PARK パーティー」を提供する予定。事前に発行したQRコードを参加者に配布しておけば「まるで同じ空間にいるように楽しい時間が共有できる」としている。
またこの双方向通信機能を応用し、全国の“推し友”と交流できる「みんなでオフ会」や、離れて住む家族とカラオケを楽しめる「離れた場所で一緒にカラオケ」などをサービスとして提供する。有料でイベントの司会者を貸し出す「レンタル司会者」(予約制)も24年1月24日から始める。
エクシングは「本機種(X1)では、空間と空間、人と人をつなぐ次世代のエンターテインメント体験を提供する」「歌うにとどまらないカラオケの新たな価値の提供を目指す」としている。
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