“折りたたみスマホ”を身近にしそうなモトローラ「razr 40」 小さくて実用的、プラン次第で10万円切り(4/4 ページ)
モトローラ・モビリティ・ジャパンから登場した「razr 40」は、重さ、機能、価格などのバランスがよく、これなら誰でも普通に使えるスマホといえるものに仕上がっていました。
スマホ本体を持って手首を2回ひねると写真のクイックキャプチャーが作動。スマホ本体をチョップのように振り下ろすと簡易ライトが起動。いずれもフリップが開いていても閉じていても動作します。
また、こういった機能説明は設定画面で調整できるのですが、その際にアクションの練習ができるようになっています。アクションはメニューを押して動かすようなものではないので、これは実にていねいな設計です。
このアクションは自撮りでも使えるものがあります。顔の横に手を添えると、それを認識して、3秒のセルフタイマーが起動してくれるのです。カメラの向きを整えつつ、シャッターを押すというのが自撮りのむずかしさではあるので、それがワンアクションで解消されるのは非常にうまく考えられたUIです。
ここでは参考として、手を添えたままにしていますが、もちろん手はセルフタイマーが動いている間に顔の横から外しても大丈夫です。
なおアクションは、実は他にも紹介しきれないほど用意されています。とはいえ、そんなにたくさん覚えることもできないので、自分に合うものを選ぶといいでしょう。
プランとキャンペーンで10万円切りも
ここまで見てきたようにとてもバランスのいいフリップ型折りたたみスマホであるモトローラのrazr 40。ソフトバンクとIIJで取り扱いが始まりましたが、MNP割引きや期間限定キャンペーンなどを駆使すると10万円を下回る値段になります(11月24日時点)。
折りたたみはまだいいや……と思ってた人にこそ、razr 40は手に取ってほしいスマホです。また2台目のスマホとしては、そのサイズのおかげで、まさに最適なスマホといえるでしょう。
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