ニュース
松野長官、JAXAサーバへの不正アクセス説明
松野博一官房長官が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の管理用サーバが不正アクセスを受けた可能性が高いことを確認したと明らかにした。JAXAは不正アクセスの影響に関する調査を行うとともに、一部ネットワークを遮断するなどの対応を実施したという。
松野博一官房長官は11月29日の記者会見で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の管理用サーバが不正アクセスを受けた可能性が高いことを確認したと明らかにした。JAXAは不正アクセスの影響に関する調査を行うとともに、一部ネットワークを遮断するなどの対応を実施したという。松野氏は「ロケットや衛星の運用など機微な情報は扱われていない」と説明した。
関連記事
- 「宣戦布告もその後の攻撃も知っている」 松野官房長官、KILLNET声明に言及
ロシアを支持するハッカー集団「KILLNET」が日本政府に宣戦布告した問題を巡り、松野官房長官が「(同集団が)宣戦布告のあと、東京メトロ、大阪メトロを攻撃したとしているのは承知している」と話した。 - 中国から日本へのサイバー攻撃「機密の漏えい確認していない」 官房長官・防衛大臣が報道にコメント
松野博一内閣官房長官は8月8日の定例会見で、米The Washington Postによる、中国人民解放軍が日本の防衛ネットワークに侵入していたという報道について「報道は承知している。サイバー攻撃により防衛省が保有する機密情報が漏えいした事実は確認していない」とコメントした。 - 公用スマホで「TikTok」含むSNSは禁止 松野官房長官が明かす
米国や欧州委員会が職員用のスマートフォンで「TikTok」の利用を禁止したことについて、松野博一官房長官は「公用端末では、TikTokを含むSNSの利用を禁じている」と明かした。「サイバーセキュリティの確固」を理由としている。
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.