技術書の翻訳・出版を手掛けるオライリー・ジャパンは12月18日、同社のWebサイトで販売している電子書籍の価格を値上げすると発表した。これまでは書籍の2割引きで販売していたが、2024年1月10日から同額にする。
「2008年12月にEbook Store(電子書籍の販売プラットフォーム)を開設した当時、まだ黎明期であった電子書籍の市場を開拓する上で定価の2割引きでの販売を始めた。その後も従来の価格を維持してきたが、昨今の市場環境を鑑み、当社のコンテンツの価値に見合った形で、書籍、電子書籍の形にかかわらず、同一の価格とする判断に至った」(同社)
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