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楽天、株主優待を変更 楽天キャッシュ→楽天モバイルのデータ専用eSIMに
楽天グループは、株主優待の内容を変更すると発表した。2022年までは電子マネー「楽天キャッシュ」を500〜2500円分配布していたが、23年は楽天モバイルのデータ通信専用eSIM(30GB/月)を無料提供する。
楽天グループは12月26日、株主優待の内容を変更すると発表した。2022年までは電子マネー「楽天キャッシュ」を500〜2500円分配布していたが、23年は楽天モバイルのデータ通信専用eSIM(30GB/月)を無料提供する。eSIMの利用期間は最大で6カ月間。
株式の保有数と保有期間に応じてeSIMの無料期間が決まる。例えば保有数が100〜999株で保有期間が5年未満なら無料期間は3カ月、1万株以上なら保有期間を問わず最長の6カ月間利用できる。
株主優待の対象となるのは、12月27日までに100株以上保有している株主。なお提供するeSIMはデータ通信のみ可能で、通話はできず、利用期間が過ぎれば自動解約となる。また優待専用の特別仕様であり、一部利用できない機能もあるとしている。
優待内容の変更について楽天は「楽天モバイルは『オリコン顧客満足度調査携帯キャリアランキング』で総合1位を受賞するなど、多くのお客さまに好評いただいている。この度、株主の皆さまにも是非サービスを体験いただき、楽天グループが注力する楽天モバイルについて理解を深めて頂ければと思った」と説明している。
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