パナのスマートテレビが「Amazon Fire TV」ベースに Fire OS搭載3モデルを発表
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションは、米Amazonと「Fire TV」のライセンス契約と協業を発表した。「VIERA」のスマートテレビのOSにAmazonの「Fire OS」を採用。第一弾として、65/55インチ「Z95A」と77インチ「Z93A」の新型OLEDテレビを投入する。
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションは1月9日、同社のスマートテレビ米Amazonと「Fire TV」のライセンス契約と協業を発表した。スマートテレビのOSにAmazonの「Fire OS」を採用。第一弾として、65/55インチ「Z95A」と77インチ「Z93A」の新型OLEDテレビを投入する。
パナソニックの「VIERA」では、スマートテレビにオープンソースの「Firefox OS」を採用してきたが、2024年のグローバルフラグシップモデルからFire OSベースに移行。パナソニック独自のコンテンツ適用画質などの技術も組み込む。
Fire OSに移行することで、Alexaを使った操作にも対応する。リモコンを使わずに声だけでアプリの起動、音楽再生、タイトル検索、スマート家電の制御などが可能になる。また、視聴していない時は、Alexaウィジェットやカレンダー、リマインダー、アート/個人写真を表示するスマートディスプレイに変身するという。
発表されたZ95A/Z93Aは、世界初の144Hz対応OLEDテレビ。最新プロセッサ「HCX Pro AI processor MkII」が搭載されており、鮮明で自然な映像とストリーミングノイズ低減を実現し、新しい4Kリマスターエンジンを強化。また「Dolby Vision IQ Precision Detail」もサポートする。
パナソニックによると、OSにAmazon Fire TVを搭載した機種を順次拡大していく予定としている。
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