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セガ、ゲーセン機器開発事業を玩具子会社に承継 セガトイズは「セガフェイブ」へ
セガサミーホールディングスは9日、セガのアミューズメント機器事業を吸収分割により同じ連結子会社のセガトイズに承継すると発表した。セガトイズは商号を変更し、4月1日付で「セガフェイブ」となる。
セガサミーホールディングスは1月9日、セガのアミューズメント機器事業を吸収分割により同じ連結子会社のセガトイズに承継すると発表した。セガトイズは商号を変更し、4月1日付で「セガフェイブ」となる。
ゲームなどの自社IPによる事業をマーチャンダイジングやライセンスなど幅広く展開するセガの「トランスメディア戦略」の一環。今年4月を予定している次期中期経営計画の発表に先駆けて発表した。
セガフェイブの社長には、セガの杉野行雄社長が就任する。現在、セガトイズの社長を務めている宮崎奈緒子氏は、4月からセガフェイブの取締役常務執行役員とセガトイズカンパニープレジデントを兼務する。
セガは「様々なエンターテインメントシーンにおいて“推し活”という言葉に代表されるような日本独自の発展があり、今後はグローバルに拡大していく」と予想。「こうしたメガトレンドの中、アミューズメント機器事業と玩具事業を統合し、相互の事業が持つ強みをベースとした新たなエンターテインメントを人々に提供する」と説明している。
セガのアミューズメント事業部門は、ゲームセンター向けのビデオゲームや「UFOキャッチャー」などのプライズマシン、メダルゲームなどを手掛ける事業ユニット。同時にプライズやくじ、物販向に向けたキャラクター商品の企画開発や生産といったマーチャンダイジング事業も展開している。
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