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アリゾナ州立大学、OpenAIの「ChatGPT Enterprise」採用 教育機関としては初
アリゾナ州立大学は、OpenAIの「ChatGPT Enterprise」を採用すると発表した。2月からコースワークや研究に使う計画だ。学生もGPT-4やDALL・Eを無制限に使えるようになる。
米アリゾナ州立大学は1月18日(現地時間)、米OpenAIとの提携により、「ChatGPT Enterprise」を採用すると発表した。高等教育機関としては初という。
2月からChatGPT Enterpriseをコースワーク、学生指導、研究などに使う予定。同大学は米CNBCに対し、学生向けにパーソナライズされたAI家庭教師の構築や、特定の主題を研究するためのAIアバターの開発も計画していると語った。
ChatGPT Enterpriseは、昨年8月にリリースされた企業向けAIチャットサービス。GPT-4とDALL・Eへの無制限のアクセス、他のサブスクプランよりも長いプロンプトサポートなどが約束されている。価格は組織の規模による。
両者は発表文で「入力したプロンプトは全て安全だ。OpenAIはこのデータをモデルのトレーニングには使わない」としている。
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