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東急不動産、渋谷の複合施設に「スタートアップ区画」 敷金0円、電気代など無料
東急不動産が、渋谷の複合施設「渋谷サクラステージ セントラルビル」にスタートアップ向け区画を開設する。床面積は約60坪。什器・家具付きで、電気代や清掃費、引っ越し費用などの諸費用は東急不動産が負担。敷金も0円という。賃料も同社が補助する。
東急不動産は2月6日、渋谷の複合施設「渋谷サクラステージ セントラルビル」にスタートアップ向け区画を開設すると発表した。床面積は約60坪。什器・家具付きで、電気代や清掃費、引っ越し費用などの諸費用は東急不動産が負担。敷金も0円という。賃料も同社が補助する。
開設は2月中を予定。入居できるのは、東急不動産が手掛ける事業との親和性や、渋谷の魅力向上に向けた案を提出の上、財務諸表や事業計画が同社に認められた1社。すでにリユース品のECサイト構築サービスを手掛けるスタートアップ・Free Standard(東京都世田谷区)の入居が決まっており満室だが、区画の契約期間は最長2年のため、順次次回の募集を始める。
「当社が賃料をサポートするオフィス区画を提供することで、入居テナントは資金を本業への投資に回せる。また渋谷駅隣接という一等地にオフィスを構えることで採用活動においてもメリットを生み出せる」(東急不動産)
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