ニュース
「セクシー田中さん」について日テレが声明 特別調査チームを設置へ 小学館なども協力
テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者である芦原妃名子さんが亡くなったことを受け、日本テレビ放送網は、声明を発表した。同社のドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームを設置し、調査に臨むという。
テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者である芦原妃名子さんが亡くなったことを受け、日本テレビ放送網は2月15日、声明を発表した。同社のドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームを設置し、調査に臨むという。小学館や外部有識者にも協力を依頼する。
日本テレビはこの件について「独自に社内調査を行っていた」と、ここまでの対応について説明。今後は特別チームによる調査を早急に進め、全ての原作者や脚本家、番組制作者などが安心して制作に取り組める体制の構築に努めるという。
「芦原妃名子さんに哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆さまに心よりお悔やみ申し上げます。『セクシー田中さん』の漫画・ドラマを愛していただいている読者・視聴者の皆さま、ドラマの出演者、関係者の皆さまに、多大なるご心配をおかけしておりますことを深くおわび申し上げます」(日本テレビ)
同作品を巡っては、芦原さんの訃報を受け、脚本家や小学館が声明を発表する中、ドラマを制作した日本テレビの対応に注目が集まっていた。
関連記事
- 小学館、「セクシー田中さん」芦原先生の逝去にコメント発表 現場編集者からの声明も
「セクシー田中さん」の原作者である芦原妃名子さんが亡くなったことを受け、小学館がコメントを発表した。また、小学館第一コミック局の現場編集者による声明も掲載。「芦原妃名子先生の訃報に接し、私たち第一コミック局編集者一同は、深い悲しみと共に、強い悔恨の中にいます」としている。 - 原作の漫画家が自らドラマ脚本を書いた理由 外された脚本家は「苦い経験」 日テレ「セクシー田中さん」巡るゴタゴタ
日本テレビで昨年10月から放送したドラマ「セクシー田中さん」について、原作者で漫画家の芦原妃名子さんが苦言を呈した。 - 日本シナリオ作家協会、“原作者と脚本家の関わり方”動画について謝罪 「故人の尊厳に関わる軽率な行為だった」
日本シナリオ作家協会は、公式YouTubeチャンネル「シナリオ作家協会チャンネル」で掲載した動画について謝罪文を公開した。 - 「鬼滅の刃」などのアニメ制作会社・ufotableの公式Xが消失 「このアカウントは存在しません」表示に
アニメ制作会社のユーフォ―テーブルの公式X(@ufotable)が2月15日、突如閲覧できない状態になった。同日午後6時半時点で同アカウントにアクセスすると「このアカウントは存在しません」と表示される状態になっている。 - ANYCOLOR、代表の謝罪動画を公開 「にじさんじEN」巡る問題で【全文書き起こし、日本語訳あり】
VTuberグループ「にじさんじ」などを運営するANYCOLORは、「Addressing Your Concerns」(懸念事項への対処)と題した動画を公開した。同社の田角陸CEOが出演。「NIJISANJI EN」を巡る問題について謝罪や対応などを英語で説明した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.