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「Xシリーズの哲学を具現化した」──6代目高級コンデジ、富士フイルム「X100VI」の進化したポイント荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/4 ページ)

富士フイルムが都内でプライベートイベントを開催し、シリーズ6代目となる「X100VI」を発表した。そして“One More Thing”も。

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 一つはイメージセンサー。X-T5と同等の4020万画素の「X-Trans CMOS 5 HR」センサーを搭載。画像処理エンジンも第5世代の新しいものになった。


4020万画素のセンサー+最新の画像処理エンジン搭載

 2番目はシリーズ初のボディ内手ブレ補正搭載。


約6段分の5軸手ブレ補正を搭載した

旧モデル(手ブレ補正なし)と新モデル(手ブレ補正搭載)のカットモデル。ボディサイズを変えないよう小型のユニットを開発

 3番目はAF。

 X-T5などと同様、被写体検出AFを搭載。被写体追従などAF回りが最新の技術に進化した。X100Vをベースに、既発売のXシリーズの技術を取り入れた最新のスナップカメラといっていいだろう。

 フィルムシミュレーションも「REALA ACE」が追加されている。

 動画も6.2K/30Pに対応した。

 少し触ってみたが、手にした感触は従来通り。動作が軽快で、AF回りの強化がスナップにありがたい。

 日本での発売は2024年3月下旬の予定だ。前モデルのX100Vが入手困難な現在、欲しい人はもうちょっと待つべし……ただし、日本での販売価格は円安もあいまってかなり上がってしまった(店頭では税別25万6000円前後になる見込み)。

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