トーク感覚で生成AIを利用できる「LINE AIアシスタント」開始 料理の写真でカロリー計算も

LINEヤフーは21日、「LINE」のトークルーム内で使える「LINE AIアシスタント」の提供を始めた。

[ITmedia]

　LINEヤフーは2月21日、コミュニケーションアプリ「LINE」のトークルーム内で使える「LINE AIアシスタント」の提供を始めた。1日5通までAIからの返信が受け取れる「無料プラン」と、月額990円で使い放題になる「有料プラン」がある。

「LINE AIアシスタント」利用イメージ。Web検索にも対応する

　米OpenAIやライフログテクノロジーなどが提供するAPIを活用したチャット形式のAIアシスタント。専用ページからLINE公式アカウントを友だち追加し、トークルーム内で相談や質問を送るとAIが回答する。

　無料プランはテキストメッセージのやり取りに限られるが、有料プランは様々なファイル形式に対応した。例えばPDF文書を送って翻訳（日本語、英語、韓国語に対応）や要約をさせたり、料理の写真からメニュー名やカロリーを推測させたりといった使い方ができる。

　LINEヤフーは「友だちとのトークと同じようにメッセージを送るだけで、調べ物をお願いできたり、仕事や宿題のアイデアをもらえたり──日常がもっと便利になるAI体験を提供する」としている。

PDF文書や写真に写っている文字の翻訳

料理の画像認識はライフログテクノロジーのカロミルAPIで実現した