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「猫の日」のおふざけでXの“名前”を変えたら戻せなくなった企業アカウントたち 原因は「青バッジ」か(1/2 ページ)

ニャウヒュッテ、わかにゃ生活、スカイニャーク──「猫の日」が終わっても公式Xアカウントの「名前」を戻せない企業が相次いだ。共通しているのは「青バッジ」だ。

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 「中の人が猫の日のおふざけで変えた『ニャウヒュッテ』から直せなくなってしまったため、『ニャウヒュッテ』のまま運営しておりますが、『バウヒュッテ』です」──ゲーミング家具ブランド「Bauhutte(バウヒュッテ)」を展開するビーズ(大阪府東大阪市)は2月26日、公式Xアカウントで、そんな悲しいお知らせを投稿した。


Bauhutte(バウヒュッテ)は「ニャウヒュッテ」のまま

 このアカウントは、2月22日の「猫の日」に合わせてX上の表記名を「ニャウヒュッテは大阪の会社だニャ」に変更。しかし、22日中に元に戻そうとしたところ、「変更できません」のアラート表示が。これには「プロフィールの審査をしています。一定期間が経過すると審査が完了するまでは名前とプロフィール画像を変更することはできません」と書かれていたという。


無情な「変更できません」というアラート(画像提供:ビーズ)

 その後、ニャウヒュッテのまま「やばいです詰みました名前戻せません。噂で直せるようになるまで1週間かかるって聞いたんですけどマジですか?」「ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!゛」など悲痛なポストを繰り返し、25日には「夜遅いし寝ます。もう知らん」と投げやりに。さらには「ブランド名のほうを変えるしかないです。シャッチョ室行くか…ニャ」と開き直った。

 26日午後4時時点でもバウヒュッテの表示名はニャウヒュッテのままで、「この名前のうちに」と「にゃんガルーパーカー」のセールを宣伝する場面も。猫好きは逞しい。

 Xの場合、「@」から始まる「ユーザー名」はアカウント固有のもので変更できないが、「表示名」(あるいは名前と呼ばれる)は、ニックネームなども登録可能で、いつでも変更できることになっている。しかし今回のように、イベントなどに合わせて表示名を変更したところ、一時的に戻せなくなったケースはこれまでにも多数報告されている。

 一方、一時は同様の事態に見舞われたものの、現在は正常な名前に復帰した事例もある。

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