駐車中のテスラ車には近づかない方がいい 全てのクルマに欲しい「セントリーモード」の威力:走るガジェット「Tesla」に乗ってます(4/4 ページ)
今回は、小ネタ集と題して、Model 3にまつわるプチ便利な機能についていくつか紹介します。ちなみに、「そんな機能、Teslaだけのもんじゃない。私のクルマにもついとるわい」というツッコミはなしでお願いします。本稿は筆者とModel 3との関係性の中で、筆者が便利だと感じたものを紹介していきます。
過去の運行記録を提供する「TeslaFi」
本連載でも過去に何度か登場しましたが、Tesla向けの運行記録サービスを紹介しましょう。Teslaユーザーであれば、「TeslaFi」と呼ばれるWebサービスと契約することで、過去の運行記録を確認可能です。走行距離、使用電力量、充電量や金額、経路、立ち寄り場所、標高、天候などかなり詳細なログを記録してくれます。
Teslaと共に過ごした時間のあらゆる事柄が自動的に記録されているわけですから、写真アルバムを前に、過去を回想するような感覚を味わうことができます。
ただ、このサービスは、米Tesla本体が提供しているものではなく、Teslaが正式公開しているAPIを利用してサードパーティーが提供しています。月額5ドル、年間契約なら50ドルで利用可能です。
2要素認証を取り入れるなど一般的なセキュリティー対策は施されているようですが、サードパーティーに自分の行動が記録されることの気持ち悪さを感じる人がいるかもしれません。そのような人は利用しない方が無難です。
ここでは、TeslaFiならではの少し変わった項目をご紹介します。「Drive Summary」メニューでは、「Most Battery Used In A Drive」、「Longest Time Driving」、「Highest Recorded Speed」といった過去の特徴的で特異な走行情報が項目ごとに要約されています。
例えば、「Highest Recorded Elevation」(標高の最高記録)では、富士山スバルラインで、三合目の大沢展望台パーキングから、標高2309メートルの富士山五合目まで登坂した際の記録がまとめられています。この時の電費は、上り坂の連続ということもあり、343Wh/km(2.92km/kWh)と過去最悪だったことがわかります。
また、他のTeslaFiユーザーの様々な記録もランキング形式で確認することができます。「Longest Drives By Distance」(最長ドライブ距離)の項目を見ると、1回のドライブ(走り初めてからパーキングに入れるまで)での最長距離は、Model 3ロングレンジで13時間25分かけて776.27kmを走行した日本人の「yanoshi」さんです。
詳細は、本連載の「Teslaロングドライブ、横浜から岡山まで1400km 残り5%予測ギリギリ旅の乗り切り方」をご覧ください。彼の尿意との壮絶な死闘を紹介しています。
「Highest Odometer Readings」(最長走行距離)の項目では、2015年製のModel S 70Dのユーザーである米国人の「AJBessinger」さんの73万1933kmです。Teslaオーナーのコミュニティーサイトでのこの人の投稿を読むと、前オーナーがUberで利用していた中古車を40万kmを越えて購入したようです。おそらく駆動バッテリーを交換しているかと思いますが、何回交換したのかは不明です。
著者プロフィール
山崎潤一郎
音楽制作業の傍らライターとしても活動。クラシックジャンルを中心に、多数のアルバム制作に携わる。Pure Sound Dogレコード主宰。ライターとしては、講談社、KADOKAWA、ソフトバンククリエイティブなどから多数の著書を上梓している。また、鍵盤楽器アプリ「Super Manetron」「Pocket Organ C3B3」「Alina String Ensemble」などの開発者。音楽趣味はプログレ。Twitter ID: @yamasakiTesla
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
2年乗ったテスラ「Model 3」の下取り価格は? その乱高下っぷりとバッテリー劣化の関係
アンチTeslaな人たちの高笑いが聞こえてきそうです。というのは、Tesla Model 3のリセールバリューが急落しているからです。本当に二束三文になるかどうかはわかりませんが、少なくとも筆者のModel 3でいうと、昨年から今年にかけて価値が急落したことは確かです。
テスラ車に潜む「ファントムブレーキ」という“幻影” オーナーが実際に体験した一部始終
「iPhoneにタイヤをつけたようなクルマ」と表現されるTesla。この未来からやってきたクルマを連載形式でリポートします。今回は、関越道で自動緊急ブレーキを食らった話、Teslaの自動運転、「Hey Siri」でModel 3を操作する、といった3件のネタを取り上げます。
Tesla Model 3、1年乗ってバッテリーはどのくらい劣化した?
Teslaのバッテリーマネジメントについて詳しく調べてみた。
ここがヘンだよTeslaさん 至福の加速と間抜けなカーナビ
今回はTeslaの小ネタ集。いいところもあれば、おかしなところもあります。
Tesla Motors、ヘビのように動いて電気自動車に自動充電するチャージャーの動画を公開
Tesla Motorsが、電気自動車の充電ポートを自ら探し、自動的に接続して給電するメタリックなヘビのような動きをするチャージャーの動画を公開した。

